電気給湯器

ガスに続いて最近じわじわと広まってきているのが電気給湯器です。
電気給湯器の特徴は深夜電力でお湯を沸かすところです。
深夜電力とは電気の使用料が少ない夜中なら電気代が安くなるというものです。この時間帯に日中使用する分のお湯を沸かして給湯費を安く抑えるという仕組みになっています。

電気給湯器のタンク要領は一般的には150l~550lまであります。吸排気や燃料設備などは必要がありませんので地域を選ばずに取り付けすることが可能です。寒冷地でも使用することができます。
最近はオール電化住宅が増えているのでそのような背景で電気給湯器を使用する家庭が増えています。

電気給湯器のメリットはいくつもあります。
熱エネルギーはエアコンと同じ原理で熱エネルギーを生み出します。
ヒートポンプという機能を使って大気中の熱を使っているので電気の消費量も少なくなります。環境にやさしいエコな給湯方法なのです。

また、ランニングコストも大きな魅力です。
ガス給湯器や石油給湯器に比べると安価になるケースもあります。
もちろん、住んでいる地域によってこの辺りは異なりますのでよく調べた上で決定するのをおすすめします。

メリットがある一方でデメリットもいくつか存在します。
例えば、貯湯タンクの設置スペースの問題です。とても大きいのでスペースを確保できる家庭でないと取り付けができません。
また、お湯の勢いが弱かったり、家族が増えたり来客があったりするとお湯が足りなくなってしまうことがあります。